MIEちゃんの手紙を見る

学校

夢の話

MIEちゃん、私は進学校に通っている高校一年生です。進学校に通っていると言っても、勉強が苦手で学校に行くのが辛いんです。

私、本当は美大に行きたいんです。私の将来の夢はイラストレーターで、過去に1度諦めたことがあります。それはみんなと違う道を歩むのが怖くて安定した道を歩みたかったからです。私の夢は小学生からの夢です。逃げ道なんかじゃない。私が行きたいのは進学校じゃなくて美術科のある高校です。本気で転入したいと考えてます。母親は「転校なんてダメだよ 1回入ったならそこで卒業しなさい」と言いました。

絶望的です。どうすればいいのでしょうか。

MIEちゃんより

進学校に進んだものの勉強が苦手で、学校へ行くことが辛いという気持ちを話してくれてありがとう。コロナの時に受験生になって、まだその不安が続く中で、よく頑張っていると思います。

進学校ともなると大学受験に向けて勉強の進み方も早く、勉強に苦手意識があるあなたにとっては、今まで以上に勉強しないとみんなについていくことが大変なのではないかと思います。

 

あなたが夢に向かうことを逃げ道なんかじゃないと書いているのを読んで、あなた自身の中に逃げたい気持ちがあるのではないかと感じました。世の中には逃げる事はよくないことだという価値観があり、その中で逃げたいほどの思いがあるのに、誰にも理解してもらえないことは、とてもつらいことですね。

 

夢を実現していくには、確かに、あなた自身がこれから一つ一つの事をクリアしていかなければいけません。自分自身をさらけ出して物事にぶつかっていかないと実現しないと思うのです。

自分で調べたり、先生や親、友だちなどにも聞いてみて、客観的に自分を見るのも大切です。自分のことほど自分ではわからないものです。どんな道を選んだとしても、何かしらの後悔や挫折があります。苦しいことが起こると、選ばなかった方が良く見えたりする事も多いです。

 

失敗が怖いですか?本当にやりたいことがすぐ見つかるわけではないと思いますが、やってみないことには、始まりません。あなたが本気でぶつかってみることを私たちは応援します。

なぜなら、私たちも夢を追っている人間だからです。私たちの周りには、「どうせ」「やっぱり」と思う人がたくさんいることでしょう。いいではないですか。自分を試したり、世の中を変えたりしていくには、正解はないし、保証はないのですから…。

 

チャイルドライン、こどもほっとダイヤルはあなたの気持を聴いてくれるところです。電話なので顔を見ないし、いやだったら自分から切っていいのです。話してみてはどうかと思いました。チャイルドライン(0120-99-7777)やこどもほっとダイヤル(0800-200-2555)は、あなたの気持ちを受け止めてくれるところです。

 

・子どもの権利条約第3条「子どものもっともよいことを」

子どもの関係のあることを行うときには、子どものもっともよいことは何かを第一に考えなければなりません。

 

・子どもの権利条約第12条「意見を表明する権利」

子どもは、自分に関係のあることについて自由に自分の意見を表す権利をもっています。その意見は、子どもの発達に応じて、じゅうぶん考慮されなければなりません。

 

・子ども権利条約13条「表現の自由」

子どもは、自由な方法でいろいろな情報や考えを伝える権利、知る権利をもっています。ただし、他の人に迷惑をかけてはなりません。

 

・子どもの権利条約28条「教育を受ける権利」

子どもには教育を受ける権利があります。国は、すべての子どもが小学校に行けるようにしなければなりません。さらに上の学校に進みたいときには、みんなそのチャンスが与えられなければなりません。学校のきまりは、人はだれでも人間として大切にされるという考え方からはずれるものであってはなりません。

 

・子どもの権利条約第29条 (教育の目的)

教育は、子どもが自分のもっているよいところをどんどんのばしていくためのものです。教育によって、子どもが自分も他の人もみんな同じように大切にされるということや、みんなとなかよくすること、みんなの生きている地球の自然の大切さなどを学べるようにしなければなりません。