子どもたちへ

MIEちゃんの手紙を見る

MIEちゃんへ

家族 私の母について

私のお母さんは、精神疾患を患っていますがその症状はだいぶ落ち着いています。でも、父母は、ほぼ毎日喧嘩し、季節の変わり目には、大喧嘩が毎回起きます。母は全てを父のせいにするので、父は、自分の非を認め、謝らざるをえません。父は、病みそうになって睡眠薬を大量に飲んで、私たちの目の前で飛び降り自殺しようとしたこともあります。本当は母が悪いし、私たちをよく脅迫してきます。その時は本当に怖くて逃げ出したくなるほどで、部屋で息を殺して大泣きすることもあります。今はありませんが、私も自殺しようと思うことがよくありました。学校でのストレスもあるのに母からの酷いストレスもあって、ゲームをしたら2時間ぐらいすぎていることもあります。

また、母側の祖父母は、私たちに面倒くさい母を押し付けて、幸せに暮らしています。その事実を考えると、はらわたがにえくりかえります。正直父と母に離婚してもらいたいのですが、母の気持ちの奥底に私と父を否定して苦しめ、自分は楽をしたいという気持ちも感じとれます。私と弟のことも、道具としか思っていません。とにかく、生きるのが辛いです。

MIEちゃんより

家庭の中で次々といろいろなことがあって、心休まることがなくてとても苦しいね。今はお母さんが落ち着いているから、メール送ることができたんだね。家庭でのことは、外からは見えず気付いて貰いにくいから、勇気を出して話してくれてありがとう。

お母さんが精神疾患とは言え、怒号のような両親のけんかを毎日のように聞いていたり、状態が悪い時はあなたたちを脅したり、道具のようにされたら心休まる時がありません。その上、お父さんも追い詰められて、どうしていいかわからない状態になり、その場から逃げたくて死のうとしてしまったのではないかと思います。本当に死ななくてよかったと思います。

あなたが、部屋で息を殺して泣いてうずくまっている姿が心に浮かび、そんな時間が早く過ぎることをじっと耐えているのだと思うと、そんな気持ちになったことがある私にとっては、あなたたちの耳を一緒に塞いで、抱きしめたくなるような気持ちになりました。今思うと、誰にも言えないのに、心の中では「誰か助けて」と言っていたので、自分がそうして欲しかったのだと思います。

母方の祖父母にまで怒りを感じる。両親が離婚してほしい。お父さんを守りたいと言うあなたの気持ちや、この苦しみから逃れたいと言う思いが痛いほど伝わります。また、そういうことを学校には言えない。きっとわかってもらえないと言う気持ちもわかります。お母さんが精神疾患だから、病気がそうさせてしまうと思うと、何も言えなくなってしまうのではないかと思いました。

お父さんにとってはDV状態にあり、子ども達にとっては、心理的虐待にあるので、気が付かないうちに家庭の中に暴力があっても、何も言えない構図が出来上がってしまっているのではないかと思います。そこから逃げ出すことは当事者たちには困難になるので第3者の助けが必要になるのではないかと思います。

あなたの気持ちが辛くていっぱいいっぱいの時、チャイルドラインはあなたに寄り添って話を聞いてくれるところです。話をするだけでも心が軽くなり、力が湧いてくることがあります。また、ほっとダイヤルは「助けて」が言え、母親から離れると言う具体的な手立てにつながることもできます。

 

子どもの権利条約第3条「子どもの最善の利益」

子どもに関係のあることを行うときには、子どもにもっともよいことは何かを第一に考えなければなりません。

 

子どもの権利条約第6条「生きる権利・育つ権利」

すべての子どもたちは、生きる権利をもっています。国はその権利を守るために、できるかぎりのことをしなければなりません。

 

子どもの権利条約第9条「親と引き離されない権利」

こどもは、親といっしょにくらす権利をもっています。ただし、それがこどものとってよくない場合は、はなれてくらすことも認められます。はなれてくらすときにも、会ったり連絡をしたりすることができます。

 

子ども権利条約第12条「意見を表す権利」

子どもは、自分に関係のあることについて自由に自分の意見を表す権利をもっています。

その意見は、子どもの発達に応じて、じゅうぶん考慮されなければなりません。

 

子ども権利条約第16条「プライバシー・名誉は守られる」

子どもは、自分のこと、家族のくらし、住んでいるところ、電話や手紙など、人に知られたくないときは、それを守ることができます。また、他人からほこりを傷つけられない権利があります。

 

子どもの権利条約17条「適切な情報の入手」

子どもは、自分の成長に役立つ多くの情報を入に入れることができます。国は、マスメディア(本、新聞、テレビなど)が、子どものためになる情報を多く提供するようにすすめ、子どもに良くない情報から子どもを守らなければなりません。

 

子ども権利条約第19条「虐待・放任からの保護」

親(保護者)が子どもを育てている間、子どもが、暴力をふるわれたり、むごい扱いなどをうけたりすることがないように、国は子ども守らなければなりません。

 

子どもの権利条約 第20条「家庭を奪われた子どもの保護」

子どもは、家族といっしょに暮らせなくなったときや、家族から離れた方がその子どもにとってよいときには、代わりの保護者や家庭を用意してもらうなど、国からも持ってもらうことができます。

 

子ども権利条約29条「教育の目的」

教育は、子どもが自分のもっているよいところをどんどんのばしていくためのものです。教育によって、子どもが自分や他の人もみんな同じように大切にされるということや、みんなとなかよくすること、みんなの生きている地球の自然の大切さなどを学べるようにしなければなりません。

 

子ども権利条約 第31条「休み、遊ぶ権利」

子どもは、休んだり、遊んだり、文化・芸術活動に参加する権利があります。

一覧に戻る