MIEちゃんの手紙を見る

気持ち

家族に負担をかけてばかり

いつもお母さんに負担をかけてばかり、私がいつも悪いのにいつも負担ばかりかけて、私さえいなかったら楽なのに…このごろ死にたい、殺して欲しいって思う…お母さんのためにも私がいない方がいいと思う。どうしたら…

MIEちゃんより

あなたのとてもつらい気持ちを話してくれてありがとう。

あなたがお母さんに「負担をかけてばかり」とどれほど自分を責めているか、お母さんを気づかって自分はいない方がいいと、あなた自身が感じていることが、どれほど辛いことかと、心が痛くなりました。

同時にあなたがお母さんを慕う気持もあふれているように感じています。

 

あなたにどんなことが起こっているのかはわかりません。でも、あなたのように身近な人が考えていたらと思うと、かたわらにいる私はとてもつらい気持ちになります。私は、つらいことは分け合い、うれしいことは喜び合いたいと思っています。

あなたは人から愛情を受けていると同時に、人に愛情を与えているのです。

自分はどう感じるのか、何をしたいのか、自分の心に素直に生きると、楽になります。

 

支え合うっていろんな形があると思います。迷惑かけたり、かけられたりでお互いさまです。感謝の気持ちや尊敬する気持ちを持っていたら、それは、相手に伝わるのではないかと思っています。また、その気持ちを言葉にできたらもっといいと思います。それでも、相手が親となると中々言葉にすることはできません。他の人に聞いて貰うだけで気持ちの整理ができます。

わがままや甘えをぶつける、そしてぶつけられるというのは、お互いを許し合える関係、こわれることのない、こわれてもむすび直せる関係なのです。

 

たった一つの命をどうか大切にしてください。

 

素直になれないときや話を聞いて貰いたいときはチャイルドライン(0120-99-7777)、助けて欲しいと思ったらこどもほっとダイヤル(0800-200-2525)がありますので、掛けてみてください。話すのがにがてなら、チャットでやりとりできるオンライン相談もありますよ。

 

子どもの権利条約

・子どもの権利条約 第6条 (生きる権利・育つ権利)

すべての子どもは、生きる権利・育つ権利をもっています。国はその権利を守るために、できるかぎりのことをしなければなりません。